区内のあちこちに点在する空き家を、どうすればまちづくりに生かせるのか。空き家などの再生・活用を通じたまちづくりの可能性を、事例を交えてご紹介します。空き家を上手に生かしてまちを元気にする方法を、みんなで考えませんか。
[メインプログラム]
・講演1:「がもよんにぎわいプロジェクト」長屋再生の取り組みについて
和田欣也 / アールプレイオフィス 代表
同志社大学卒。株式会社建築資料研究社に入社。宅建や建築士などの資格取得コースを販売する営業職を担当し、建築関係の知識と人脈を築く。耐震診断士資格も取得。2005年長屋再生事業を立ち上げ、2008年より蒲生四丁目「がもよんにぎわいプロジェクト」を行う。米蔵を改装したレストランなど現在まで24店舗を手掛け、多数のメディアに取り上げられる。「がもよんばる」や「がもよん文化部」等の地域交流を精力的に実施。
・講演2:「空き家のリノベーションで暮らしの場をつくる」木造空き家の改修デザインと耐震補強について
小池志保子 / 大阪市立大学 大学院生活科学研究科准教授
博士(工学)、一級建築士|2000 年京都工芸繊維大学博士前期課程修了後、中村勇大アトリエ勤務。2002 年ウズラボ共同設立。2006 年より大阪長屋の再生に関わり、豊崎長屋でグッドデザイン賞サステナブルデザイン賞ほか受賞。2009 年SD レビュー入選、2011 年ホルシムアワードアジア太平洋地域奨励賞ほか。著書に『いきている長屋』(共著・OMUP)など。
・講演3:「東成区というまちの可能性」スーパー町内会活動を生かして
藤田ツキト / 株式会社シカトキノコ 代表
宝塚造形芸術大学卒。東成区在住。大阪のデザイン事務所を退社後、フリーランスデザイナー、インスタントカメラマン、ギャラリー運営、物々交換デザイン等を経て、2014年に企画広告会社を設立。地域活性イベント「ひがしなり街道玉手箱」、町内会の再編集を試みる「スーパー町内会活動」などの活動から、日々地域に根ざした活動の意義と可能性の限界を妄想中。
[パネルディスカッション]
第1部での講演の3名を加えて、空き家の生かし方についてディスカッションを行います。
≪コーディネーター≫
堀久仁子 / 大阪市コミュニティ協会 都市コミュニティ研究室
都市の生活文化をテーマにした事業の企画運営や企業・専門家との協働事業、またNPOとの協働事業のコーディネートを行う。2012年よりNPO法人サービスグラントに合流し、プロボノ×地域活動のコーディネートを担当。
≪パネラー≫
楠原陽子 / 泉建設株式会社
不動産屋歴15年。空き家を改装したゲストハウスや、大正区や住吉区で屋台を組み合わせた空き家めぐりイベント「さんぽ日和」を企画・運営している。住宅や店舗の購入・改修に風水鑑定を取り入れる「風水デザインリノベーション」も提供中。
小池志保子 / 大阪市立大学 大学院生活科学研究科准教授
藤田ツキト / 株式会社シカトキノコ 代表
和田欣也 / アールプレイオフィス 代表
[日時]
平成29年11月19日(日曜日)14:00〜16:15
[受講料]
無料
[定員]
50名(先着順・事前申込制)
[会場]
東成図書館 多目的室(東成区民センター8階)(住所:大阪市東成区大今里西3-2-17)
[主催]
大阪の住まい活性化フォーラム(事務局:大阪府)
[共催]
東成区役所、東成図書館