妄想コミッショナー:藤田ツキト

【妄想コミッショナー論(01)】セ・パ 7球団ずつの可能性を考える

私の夢は、プロ野球のコミッショナーになること。

妄想都市研究家|藤田ツキト

妄想コミッショナー:藤田ツキト

なぜ、コミッショナーを夢見ているのか。
小学校4年生(1988年)の頃、野球が好きになりました。ファミコンの「ベースボール」を父とやってルールを覚えたのがきっかけだと記憶しています。そこからプロ野球も見るようになり、サンテレビにかじりつきながら阪神戦をずっとテレビ観戦していました。実家は兵庫県西宮市。甲子園球場まで自転車で10分くらいの距離で、高校野球の聖地であり、阪神タイガースの本拠地である『甲子園球場』が身近にあったのも関係しているのかもしれません。(記憶にあるのは最初は阪神ファンではなく広島ファンを公言し、小早川毅彦選手を応援していました)
 当時、暗黒時代と言われていた弱小球団、阪神タイガースを毎日毎日応援し、優勝するなど夢のまた夢と思っていましたが、星野仙一さんが監督になった2年目の2003年、見事にリーグ優勝を達成しました。夢のような瞬間はテレビ観戦でしたが、今でも忘れられません。その翌年の2004年、野球ファンなら忘れもしない『プロ野球再編問題』が浮上し、ただの阪神ファンから、もっと広い視野で野球界を勝手に考えるきっかけになったことは間違いありません。この話は長くなるのでまた次のコラムで書きたいと思いますが、あの頃はファンの気持ち、選手の気持ちをどこか置き去りにされてしまったような上から目線の問題提起に、全体を考えるべきコミッショナーは一体何をしているのだろう?と疑問に思い始めたのです。
 さらにそこから時は経ち、2013年。今度も野球ファンなら忘れもしない『統一球問題』がありました。またまたファンや選手を混乱させる問題で、当時のコミッショナーが全てのボールに自己満足でサインを入れるなど、一ファンとしてバカバカしくなるようなコミッショナーの言動に、『あのおっさんより、自分がなった方がマシ』というのが、そもそもコミッショナーを夢見るきっかけになりました。今では当時のコミッショナーに感謝しています。「夢を持たせてくれてありがとうございます」と・・・。
 

そもそも、どうやったらなれるのか?
アホかと思われるかもしれませんが、一応どうやったらプロ野球のコミッショナーになれるのか、真面目に考えてみました(笑)。当時から妄想癖は止まらず、まずは歴代の日本プロ野球のコミッショナーがどんな人なのか、ざっとインターネットで調べてみると、まあすごい肩書きの方がズラりと並んでいました。しかし、なぜこんな偉い人がコミッショナーになって、ファンや選手を置き去りにするようなバカなことを繰り返すのか。答えは簡単。『野球に興味のない天下りだから』という結論に至りました。(いまは全てのコミッショナーがそんな方だとは思いたくありませんが、当時は単純にそう結論づけました。ごめんなさい。) 2013年は個人事業主で「物々交換デザイン シカトキノコ」というデザイン事務所をひとりでやっていたのですが、妄想の結果、コミッショナーになる道は2つあると考えました。ひとつは「自分が天下れるような人間になること」、もうひとつは「自分が球団関係者になること」でした。妄想コミッショナーの持論は、例えば王貞治さんのように、プロ野球選手として活躍し、その後、複数球団で監督もつとめ、さらにWBCで侍ジャパンの監督として世界と戦い、現在は福岡ソフトバンクホークスの会長兼GMもされている。そんな野球を本当に愛する方がコミッショナーになるのがいいと考えています。自分は王さんにはなれませんが、王さんとは違う道で、天下ったり、球団関係者になることなら可能かもしれない! そうやって妄想が暴走し始めると、その2択の道を実現するには、1つの道しかないと思い込みました。それが、個人事業を法人化して株式会社にし、天下るにせよ、球団関係者になるにせよ、社会的信用をつけながら、カメのように遅くとも一歩ずつコミッショナーへの階段を登ることでした。これが「株式会社シカトキノコ」が誕生したきっかけのひとつでもあります。(下記の新聞は、会社設立直前の2014年7月22日に大阪日日新聞さんに取材いただいた記事です。最後の方に「プロ野球のコミッショナーを夢見ている」ことがちゃんと書かれています。)

妄想コミッショナー:藤田ツキト

2018年、13球団目の設立を夢見たきっかけ
2014年、『私の個人事務所』から『私たちの株式会社』へと変わったシカトキノコの企業理念は「コドモスピリッツ」です。会社設立以来、ずっとこの理念は忘れないようにしてきました。コドモスピリッツとは『常識や思いこみにとらわれず、遊び心を持ち続けること』です。しかし約3年を過ぎた2017年の秋、超スローペースで進む会社経営では、どう考えても天下れるポジションに自分がなるのは無理だとついに諦め、一気に球団関係者になる道へ絞り込むことを決意。2018年より『13球団目を夢見る文化集団』として、事業内容も活動内容も野球に寄り添った方針に変えました。そうです!コミッショナーになるためにシカトキノコらしく、球団関係者になるには、今まで歴史にあった12球団のどこかを買収するやり方ではなく、2004年に当時ライブドアの堀江社長が新規参入の手をあげてくれて、その時は11球団から12球団へという新球団ではありましたが、あの時、自分(オトナ)がワクワクさせられたことは、頭からずっと離れません。あれから14年も経つのに、30億という供託金を支払えば新規参入できる権利があると世の中に堀江さんが示してくれたのに、どこにも新球団を作るという現実がなかったのはなぜなのか。13球団目を私たちのような弱小企業が夢見ていたら、きっと大企業でもわかってくれる社長が現れるのではないか。そう考えていた矢先、先日、ZOZOTOWNの前澤社長が新球団参入の意思を発表されました。本当に嬉しかったです!常識や思いこみにとらわれない遊び心である『コドモスピリッツ』は、これからの時代必要不可欠です。13球団目にZOZO球団が誕生するなら、14球団目でも構いません。常に妄想コミッショナーとして、野球ファンがワクワクする気持ちと、野球選手がワクワクプレーする気持ちと、企業が野球をただの広告宣伝として捉えるプロ野球ではなく、夢のあるプロジェクトだということを感じて経営してほしい。「おまえ誰や!」と言われても構いません。妄想コミッショナーとしての妄想はまだまだイッパイあるので、地球の平和を守るためなら、自分ができることはやっていきたい。そう思っています。

 

最後に、セ・パ7球団ずつの可能性について
ZOZOの新球団参入話で、いま野球ファンもざわついています。新球団参入の可能性として、そもそも1球団の参入では試合ができないチームが1つ余るので、偶数球団でないと参入できません。(たしか・・・) そしてセ・パのどちらかが6球団、どちらかが8球団の14球団にするか、2球団ずつ増やして8球団ずつの16球団にするか。そんな選択肢の話ばかりが飛び交っています。妄想コミッショナーとして考えるのは、まずはセ・パ7球団ずつの14球団が理想的だと思っています。一野球ファンとしても『セ・パ交流戦』や『クライマックスシリーズ』がファンや選手にとってベストな状態だとは思えません。まだまだ納得いかない部分が多過ぎます。そこで、7球団ずつになると、何ができるかを妄想すると、毎試合セリーグ、パリーグ1球団ずつ余るので、あまった1球団同士が試合をすれば、毎日セ・パ交流戦が実現します! 今のように期間を決めて、セ・パ交流戦が開催されるのも最初はワクワクしましたが、それよりもZOZO球団のように新規参入の球団が現れる方がもっとワクワクします。いきなり16球団にしなくてもいいので、14球団から初めて、セリーグ7球団、パリーグ7球団で毎試合セ・パ交流戦が1試合組まれる、そんな世界もいいんじゃないでしょうか。ということを妄想しています! ちなみにシカトキノコは13球団目になるとしたらパリーグへの参入を考えています(笑)なぜかと言うと、球団マスコットを目指している「とらとうちゃん」がトラだから・・・。流石にセリーグに2球団トラのマスコットがいるとややこしいかなという配慮でもあります。

今日は思い立って、2014年から温めていた妄想コミッショナー論を少し記録してみることにしました。今日は仏滅でしたが、思い立ったが吉日。また妄想コミッショナー論をコラム的に掲載しますのでよかったらご覧ください。昨日は女子プロ野球リーグとのコラボ企画が中止となり、肩を落としていましたが、また新たな野球コラボな話が生まれることを妄想しておきます。

妄想都市研究家 藤田ツキト

1978年(昭和53年)10月7日生まれ。父は鉄道マニアで阪神電車より阪急電車にハマったことから阪急ブレーブスファン(オリックスとなってからはファンにならず)。祖父は私が3歳の時に亡くなったが西宮でグローブ修理職人として活躍。江夏豊投手の高校時代のグローブや、南海ホークス時代の野村克也選手のキャッチャーミットなどを修理していた。
藤田ツキトのプロフィールはこちら

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