澪標-みおつくし-(4)

【澪標-みおつくし-(4)】1人カラオケは恥ずかしい、か。(大阪日日新聞)

セメ子の新聞コラム第4弾!

大阪日日新聞の「澪標」コーナーに、金輪際セメ子がコラムを書かせていただくことになりました!毎週金曜日の「澪標」は、12人の担当者が1年を担当します。
セメ子のコラムは3月23日、6月15日、9月7日、11月30日、2月22日の予定です。
今回は第4弾!

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大阪日日新聞「澪標」金輪際セメ子 プロフィール

1人カラオケは恥ずかしい、か。

金輪際セメ子(株式会社シカトキノコ取締役|広告文案家)

1人カラオケ、行きますか? 私は行きます。昔は「1人でカラオケ? そうまでして歌いたい? 恥ずかしくない!?」と思っていました。でも最近は「みんなでカラオケ? 人前で歌うの? 恥ずかしくない!?」と思ってしまうようになりました。

1人カラオケのきっかけは3年前。お得意先の忘年会のカラオケに参加するも、場が盛り上がる曲を歌わねば! というプレッシャーで何も歌えなかった帰り道、酔いも手伝って1人でカラオケ屋に飛び込んだのが始まりでした。最初は受け付けで「1人です」と言うのに勇気がいりましたが、個室に入ってしまえばこっちのもの。人目を気にすることなく、好きな歌を好きなだけ歌える心地よさに、すっかりハマってしまったのでした。

それからは、飲み会の帰りなど隙をみては、1人カラオケをするようになりました。生ビールで理性を吹っ飛ばしながら、歌いに歌うこと2時間、興が乗れば4時間。1人で4時間って。自分でもびっくりします。

そしてだいたい、歌いながら泣いています。母の歌声で覚えた欧陽菲菲、いとこの家で初めて聞いたユーミン、がんばってダビングした竹内まりや、必死で録音したアニメの主題歌…。それらを歌いながら、その当時の自分のことを思うのです。ああ悩んでたなとか、若かったなとか、太ってたなとか。歌いながら自分の人生を振り返り、当時の自分に「いろいろあるけど、大人の私はそれなりに仕事もして家族もできて、そこそこ幸せに暮らしてるよ」と語りかけているのです。大丈夫でしょうか、私。

1人カラオケに慣れてしまうと、今度は大勢で行くカラオケに緊張するようになりました。空気の読めない曲を入れてしまって、長い間奏で気まずい思いをするなんて絶対に嫌…。なので大人数で行くカラオケは、掛け声とタンバリンに徹します。歌わないと決めてしまえばノンストレス! 人の曲に合わせて盛り上がれるので、それはそれで楽しいのです。

そもそも私はカラオケボックスがはやり出した当初(中学生でした)、これは恥ずかしがり屋の日本人には定着しないのでは? と思っていました。当時カラオケといえば、スナックで大人が飲みながら歌うものというイメージ。中高生がシラフで人前で歌うなんてないない…そう思っていました。しかし、音楽の時間はかたくなに口をつぐんで歌わない同級生たちが、カラオケではマイクを握って気持ち良さげに歌うではないですか。

これは本当に意外でした。みんなで歌って楽しむ、レクリエーションとしてのカラオケは有りなのだな。そう理解しました。だからこそ、誰も聞いていないのに1人もくもくと歌う1人カラオケは恥ずかしいという風潮だったのだと思います。人前で歌うカラオケよりも、1人で歌うカラオケのほうが恥ずかしいとされてきた。これはなんか、恥の文化を考える上でヒントになるんじゃないでしょうか。なりませんかね。

今年もそろそろ忘年会シーズン。1人で号泣熱唱する1人カラオケも、みんなで盛り上がるレクリエーションカラオケ(レクカラとでもしましょうか)も、両方楽しんで過ごしたいと思います。

(こんりんざい・せめこ、大阪市東成区)
澪標-みおつくし-(4)

大阪日日新聞『澪標ーみおつくしー』 (2018年11月30日 金曜日)

http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/miotukusi/181130/20181130042.html

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