海や川をテーマとした美術のワークショップを通じて港町であるわがまちへの愛着や誇りを育むとともに、それらの地域資源を絵画や造形等で表現する喜びを体感することで芸術文化への感性を育むことを目的にしています。「顔ハメ看板モデノロジー」は本事業を株式会社シカトキノコが港区より受託し、実施しました。
モデノロジーとは、考現学(こうげんがく)のこと。過去の痕跡を読み解く考古学に対して、現代の現象を調査・記録します。このモデノロジーの手法を使い、港区の「今」を、区内5中学校の生徒が調査。ふだん何気なく見ているまちの風景からなにかを発見し、その結果を顔ハメ看板に表現します。まちの魅力を多くの人に伝えるために、顔ハメ看板は天保山まつりで公開します。
放課後の美術部、生徒会の活動時間に、ワークショップを各3回行いました。
顔ハメ看板は一方的に「みる」だけでなく、「ハメる」という行動を通じて、主体的に関われるのが特徴です。絵を内側に向けて看板を円形に配置し、自分が何にハメているのかわからない構造に。天保山まつりで公開するため、「体験型アート作品」を意識しています。中学生が感じたこと、見つけたことを、ぜひ顔をハメて発見・体感してみてください。
【開催概要】
「顔ハメ看板モデノロジー」(第11回天保山まつり内で開催)
開催日|2018年10月28日(日)
開催時間|10:00〜17:00
会場|天保山・マーメイド広場付近
参加5中学校|
大阪市立築港中学校 美術部1チーム1枚
大阪市立港中学校 美術部2チーム2枚
大阪市立港南中学校 美術部2チーム2枚
大阪市立市岡中学校 生徒会1チーム1枚
大阪市立市岡東中学校 美術部1チーム1枚
【参加特典】
全ての看板に顔ハメをして、感想コメントを書いてくれた方先着200名様に、「ポップコーンパパ天保山店」よりポップコーン交換チケットをプレゼント!
【同時開催】
観光家 陸奥賢の「天保山”顔ハメ鑑賞”まち歩き」を開催します!
時間|10:00〜12:00
詳細は下記イベントページへ!
https://www.facebook.com/events/295507107719597/
当日は、参加中学生・先生をはじめ、天保山まつりに来たたくさんのお客さんに顔ハメを楽しんでいただけました。
天保山まつり、顔ハメ看板モデノロジーの告知記事が掲載されました。
天保山まつりの様子の記事が掲載されました。
顔ハメ看板モデノロジーの記事が掲載されました。
本プロジェクトのまとめとして、記録集を作成しました。
プロジェクト概要や、WSの流れ、先生や生徒のコメントも掲載しています。
作品掲載面を折り込むと、ミニ顔ハメオブジェに変身!
記録集は、生徒や関係者に配布しました。
<大阪市 芸術文化青少年育成事業>
平成30年度 海・川・港町・わがまち港区I LOVEアートプロジェクト
主催|大阪市港区役所
企画・運営|株式会社シカトキノコ
後援|一般社団法人 港まちづくり協議会大阪
協力|築港・天保山にぎわいまちづくり実行委員会、大阪市立中央図書館、ポップコーンパパ天保山店、ターナー色彩株式会社
顔ハメ看板看板制作協力|株式会社ソレイユ、山本正勝、リーラボ-Re Lab-